去る5月17日から21日にかけ、東京の真ん中でありながら、その喧騒からは隔絶された緑の美しい明治神宮にて第二回清隆会合宿が行われ、30
人の参加者により、盛会のうちに終了いたしました。

遠くは、スイス、チェコ、オーストラリア、トルコ、スペイン、からも参加していただきました。また、鹿内先生ははるばるブラジルから参加して下さいました。集
合の後、合宿に先立ち、西岡先生を筆頭に、本殿にお参りをいたしました。

毎朝、6時半からの早朝稽古の為に、6時前に起床していました。当初の計画では、早朝稽古の前に禊がありましたが、朝型の我々は、早朝の冷たい
水の、夜の暖かいお酒への計画変更にほっと胸をなでおろしました。毎朝の早朝稽古は素振りと基本動作に重点がおかれました。8時に杜を抜けて、宿
舎に戻り簡素な日本式の朝食をとり、次の稽古への短い休息をとりました。
10時から2時間は午前中の稽古となり、神道流剣術を中心に稽古をしました。昼食をはさみ、2時から5時までは杖道の形の稽古となりました。午後
の稽古の始めの1時間は進度別に別れ、各組ごと、それぞれの先輩の指導のもと稽古しました。ここでは、それぞれの形の統合がなされ、また、進度によ
り新しい形の稽古もありました。後半は、自由稽古として、同じくらいの進度の人同士が組み、それまでに習ったことを復習しました。また、上級者は限ら
れた時間ではありましたが、付属武術も稽古する機会に恵まれました。まだ、ほかの稽古人たちも、短杖、十手、鎖鎌を垣間見ることができました。西
岡先生は全体に目を配り、いつものように丁寧にご指導くださいました。その熱心なご指導は82歳というお年を感じさせない素晴らしいものであり、驚か
されます。
一日の稽古が終わり、宿舎に戻ると、夕食前のひと時、気持ちのよいお風呂にて、一日の疲れを流しました。初日と最終日はビュッフェ形式の食事を、
神の思し召しにより日本酒やビールはもとより、何人かの稽古人が持ってきた珍しいお酒とともに楽しみました(歓送迎会のような感じです)。通常は、日
本の定食形式の夕食でした。ある晩は、夕食後、清水先生の演武を含む古いビデオを皆で観賞しました。また、他の晩には西岡先生が、清隆会の構
想をお話になり、それに対する話し合いもしました。盛り沢山な一日の後は、お待ちかねの就寝時間です。一日を夢の中で振りかえりました。

合宿中幾つかの、特別行事もありました。
合宿2日目、David DangerfieldとAdrian Knight (オーストラリア)とVicente Borondo (スペイン)が、西
岡先生から初目録をいただきました。おめでとうございます。

土曜日の午後は昇級・段試験が行われ、3級、初段、三段の合格者が出ました。こちらも、おめでとうございます。
新たに初目録を頂いた後、希望があったので、五本の乱れを演武しました(このLinkで、ショートビデオが見られますが、大きなファイルですので、時間
がかかります)。土曜日の終わりは、明治神宮の歴史などのビデオを見せていただきました。また、至誠館稲場館長のご好意により、鹿島神流の演武と、
お話を伺うこと出来ました。演武は真剣を使ったものも含めた、とても力強いものでした。

最終日の早朝稽古が終わり、朝食をとった後、文武館の25周年記念のお祝いに、文武館に駆けつけました。末澤先生の指揮にて、式が執り行われ、
合気道、居合道、杖道の演武も行われました。杖道の演武は、西岡先生による合気道の年少者への本手、逆手、引き落とし打ちの素振りの指導も
ありました。

道場の人達に、合宿参加者が合流し、杖道の稽古人達は、西岡先生の打ち太刀で、演武をしました。その後、席が設けられ、乾杯とともに、100人
もの人が、食べ、呑み語らい、楽しい午後を過ごしました。

西岡先生は、全ての参加者ならびに主催者に、今回の合宿の成功を心から感謝しております。皆様には、また来年第三回清隆会合宿にて、お目にか
かれることを楽しみにしております。